この記事ではWebデザインスクール選びに後悔しないための12のポイントを徹底解説しています。実際にWebデザインスクールに通った経験やこのサイトを制作するために多くのスクールを見てきた知識を詰め込みました。少し長いですがこれを見れば失敗しないスクールの選び方がわかります。
では、早速一つひとつを解説していきます。
受講スタイルを選ぶ(通学・オンライン・混合)
Webデザインスクールでは通学、オンライン、混合型の3つの受講スタイルがあります。各スタイルのメリットとデメリットをご紹介していますので自分に合っているスタイルを選びましょう。
通学のWebデザインスクール
校舎に通って学習します。開講時間内ならいつでも学べるスクールと、予約をして決まった日時に行くスクールがあります。
通学型がおすすめの人
- パソコンをあまり触ったことがない初心者
- パソコンを買う初期費用がない人
- コミュニケーションが得意な人
- 自宅だと集中できない人
通学のメリット
- 対面での指導
講師にその場で質問できるため回答がすぐにもらえやすいです。パソコン操作につまずいてもすぐに解決できます。 - パソコンやソフトがなくても受講できる
スクールには最新のパソコンとソフトが用意されていますので、持っていなくても受講することができ初期費用を抑えられます。ですが、Webデザイナーになるならいつかは揃える必要があります。
通学型のデメリット
- 通学時間・交通費がかかる
校舎へ行くために移動時間がかかりますし、電車代やガソリン代もかかります。交通費も受講料に合わせて計算するといいでしょう。徐々に通学するのが面倒になってしまう恐れのある人はオンラインがおすすめです。 - 受講料が高い
通学の方が受講料が高い傾向があります。校舎を運営するには場所代や人件費、光熱費などのコストがかかるためです。 - 学びたいときに学べない可能性がある
「仕事が終わらない」「急に忙しくなってしまった」など仕事の状況に左右される可能性。「予約が取れない」「席が空いていない」などスクールの状況によって学べない可能性があります。このように自分ではコントロールできない周りの状況によって学べない可能性があります。
オンライン型のWebデザインスクール
自宅でオンラインで教材や授業に参加して学びます。近年はオンライン学習のスクールが主流となってきています。パソコンとネット環境、Photoshopなどのソフトが必要になります。
オンライン型がおすすめの人
- 忙しい方、仕事帰りが遅い方、休みが不規則の方
- 費用を抑えたい方
- 自宅で学びたい方
- 地方の方
- テキストのやり取りに慣れてる方
オンライン型のメリット
- 時間や場所の制約が少ない
オンラインなのでネット環境があれば好きな場所で好きな時間に学習できます。交通費も必要なく忙しい人でもスキマ時間で
学ぶことができます。 - 自分のペースで進められる
時間がある日や忙しい日によって学習時間を調節しやすいため自分のペースで進められます。 - 近くにスクールがなくても学べる
通学できるスクールが近くにない地方の方でも学習できます。 - 通学と比べ費用が安い傾向がある
オンラインは場所代や人件費のコストが低く抑えられるので受講料が比較的安いです。さらに学習内容は同じでも学習期間によって受講料が変わるスクールもあります。 - 多くのスクールから選べる
通学のスクールよりも数が多いため多くのスクールから選べます。学習内容やサポート内容など自分に合ったスクールを見つけやすいです。
オンライン型のデメリット
- 初期費用がかかる
パソコンやAdobeのソフトなどを揃えることになるため初期費用が必要です。ただし、通学のほうが受講料が高めなので初期費用を考えて比較するといいです。 - パソコン初心者には難しい
オンランはテキストチャットやzoom、スクール独自のプラットフォームを使ったりして各種サポートを受けます。パソコンが苦手だとそれらを受けることさえ難しくなり、全く学習が進まないこともありえます。初心者の方は通学をおすすめします。 - 質問が瞬時にもらえない
質問をテキストチャットでした場合、返答まで数時間から数日かかる場合があります。
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通学とオンラインの混合
通学とオンラインを状況に合わせて使い分けて学ぶことができるスタイルです。もともと通学のスクールがオンラインにも対応して増えてきており、それぞれのデメリットを補いバランスの取れた学習ができます。
混合のメリット
- 通学とオンラインの良いとこ取りができる
気分や状況に応じて通学とオンラインを使い分けできるため、それぞれのデメリットをカバーできます。例えば、仲間を作りたい人と話したいときは通学したり、忙しい時やスキマ時間で学びたいときはオンライン学習など自由に組み合わせて効率よく学習ができます。
混合のデメリット
- 費用が高い傾向がある
通学とオンラインの両方に対応するためその分、費用が高くなる可能性があります。ほとんどオンラインしか使わないようであればオンラインのみにしたほうが安くできます。
混合の注意点
- 自由に組み合わせできるか確認する
スクールによって通学とオンライン学習のどちらで学ぶかを最初に選択する場合があります。途中変更は手続きが必要な場合もあり、気分や状況によってその都度、使い分けができません。混合を考える場合は自由に組み合わせできるか入学前に確認しておきましょう。
人や環境によってメリット・デメリットが変わる項目
下記の項目もよくメリットとして挙げられますが、環境や人によって向き不向きがあるので自分はどちらか見極めましょう。
孤独になりにくい、交流のしやすさについて
通学の方が「孤独になりにいく交流しやすい」オンラインはその逆と思われがちですがスクールの環境や人によります。
通学の場合
コミュニケーションが得意な方にはメリット、そうでない方にはデメリットになります。理由は、教室には複数人いるはずですから、声をかければ交流することもできますし、チーム制作などがあれば仲間も作りやすいです。ただし、自分から声を書けるのが苦手な方や対面でのコミュニケーションが苦手な方には不向き。周りが友達になっていく中、自分だけ仲間ができないと逆に孤独を感じることになります。
オンラインの場合
オンラインでも交流できる環境があるスクールが多くあります。例えば、グループでのコーチングや勉強会、ライブ授業、SNSなど。ネットでのやり取りに慣れている人ならばオンラインのほうが気軽に声をかけられますし、孤独にもなりません。
質問のしやすさについて
通学だと「質問がしやすい」オンラインは「質問しにくい」と思われがちですが人によります。
通学の場合
その場で聞いて回答が得られるため理解がしやすいです。反面、みんなの前で先生に声をかけて聞くのに勇気が必要な方もいますし、他の受講生の相手をしているときは状況をみつつ声をかけないといけません。
オンラインの場合
質問はテキストチャットやZoomを使って行います。テキストチャットは24時間わからないところがあればその都度、気軽に質問できるのがメリット。Zoomなどでも画面を共有して教えてくれるので理解もしやすいです。ただ、何がわからないのかしっかり言語化できる人でないと難しいです。例えば、どこで躓いているのか?試したこと、どのような状況になっているのか?などをテキストで伝えないと適切な回答がもらえません。
モチベーション維持のしやすさについて
通学の場合は「モチベーション維持がしやすい」オンラインは「モチベーションの維持が難しい」と思われがちですがスクールによります。
通学の場合
周りの受講生と切磋琢磨することでモチベーションが維持しやすいです。ただ、周りの受講生と交流したり作品を見たり、意見交換ができるような機会があればです。
オンラインの場合
オンラインでも周りの受講生と切磋琢磨できるような機会を設けているスクールがあります。そのようなスクールを選べばモチベーション維持をしやすくなります。
集中して学習できるか?について
通学の方が「集中して学習できる」オンラインは「集中しにくい」と思われがちですが人によります。
通学の場合
自宅だと家族がいて集中できない方や、図書館やカフェなどのほうが勉強が捗るという人には通学が向いています。
オンラインの場合
自分のスペースが自宅にありリラックスして集中できるという方、周りに人がいると集中できない方にはオンラインが向いています。
学習スタイルを選ぶ
通学、オンラインそれぞれに3つのスタイルがあります。自分のパソコンスキルや適正によって選ぶのがおすすめです。
マンツーマン(個別指導)
先生が1対1で教えてくれます。オンラインの場合はZoomなどを使って行います。マンツーマンなので質問もしやすいですし、自分のスキルに合わせて教えてくれるので理解がしやすいため、パソコン初心者におすすめです。スクールによってはマンツーマンや個別指導と謳っていても「実際の授業は少人数制で質問や添削のときなどだけマンツーマン」という場合があります。事前確認をしっかりしましょう。
授業
学校のように少人数〜複数人で授業を受ける一般的なスタイルです。オンラインの場合でもライブ授業としてZoomなどで受けられるスクールがあります。みんなのペースで進むため質問がしにくかったり、理解が追いつかない可能性があります。ただ、スクールによっては授業を録画した動画を後で見返して復習できます。主にオンラインに対応しているスクールが多いです。
自習
テキストや動画の教材を見ながら自習するスタイルです。わからないところがあれば、周りにいる先生に質問したり、オンラインならチャットやZoomなどで質問することになります。見返すのが簡単にでき自分のペースで進めることができます。
学習スタイルによる価格の違い
授業スタイルによって価格も変動します。先生の人件費がかかるほど高くなる傾向なので、一般的には下記のようにマンツーマンほど高くなります。
受講料
高い|マンツーマン>授業>自習|安い
学習スタイルによる難易度の違い
自分のパソコンスキルによっても選ぶべき学習スタイルが変わってきます。自習と授業はパソコンスキルが必要になるのでパソコン初心者はマンツーマンを選びましょう。マンツーマンならパソコン操作に慣れていなくてもつきっきりで教えてくれるので周りに迷惑をかけません。
パソコンスキル
高い|自習・授業>マンツーマン|低い
カリキュラムの内容を選ぶ
カリキュラムは目標に合わせて選ぶのが大切です。自分に合うカリキュラムを見つけるために下記のポイントを押さえておきましょう。
目的に合った内容が学べるか
転職、副業、フリーランスなど目的に合わせたり、自分のスキルレベル(経験者・未経験者)によってカリキュラムを選びましょう。Webデザイナーに必要なスキルは下記のように5つに分けられます。
デザインの概論
デザイン基礎、色、フォントなど
グラフィックツール
Photoshop、Illustrator、adobe XD、Figmaなど
コーディング
HTML/CSS、Saas、WordPress、Dreamweaver、レスポンシブデザインなど
プログラミング
PHP、JavaScript、jQueryなど
その他
SEO、Webディレクション、Webマーケティングなど
副業でバナーやサムネイル作成などをやりたいならデザイン概論とグラフィックを学んだり、コーダー希望ならコーディングだけ学ぶなど。転職やフリーランス希望の方はスキルが高いほど成功しやすいため、Webデザイナーの基本であるグラフィックとコーディングの両方とワードプレスやJavaScriptなども学ぶといいでしょう。
学習時間の確認
総学習時間や1日、週、月と学習時間の確認をしましょう。身につけられるスキルが多くても学習時間が少なければ内容が薄いです。それでは意味がないので学習内容と学習時間が見合っているコースを選びましょう。
実践的な課題があるか
実務を想定した実践的な課題があるか?課題が出る回数も確認すると良いです。教材で学んだだけでは応用力を身に着けにくいですが、課題をこなすことで応用力や実務に役立つ力が身につきます。課題作品をポートフォリオに使えるスクールもあります。
ポートフォリオ作成があるか
ポートフォリオ制作が学習内容に含まれているスクール・コースがおすすめです。転職、フリーランス、副業はポートフォリオの出来によって採用が決まったり、案件が獲得できます。講師のサポートを受けながら質の良いポートフォリオ作成ができるか確認しましょう。
卒業制作があるか
卒業制作があるとより実力が身につきます。卒業制作がポートフォリオとして使えたり、チーム制作で仲間と一つのものを作る達成感や絆が生まれいい経験が積めます。
卒業生の作品を確認
サイトで卒業生の作品が見れるスクールがあるので、どのくらいの作品が作れるのか見ておきましょう。LPやバナーなどだけだと弱いので、複数ページあるサイト制作ができているか確認すると良いです。それにより自分も同じくらいのレベルの作品が作れるとわかります。
受講料から選ぶ
Webデザインスクールを選ぶ際に受講料はとても重要です。受講料はピンキリですしコースや期間によっても変わります。ここでは受講料を見る際のポイントをご紹介します。
内容と受講料が見合っているか
受講料が高いほど良くて安いと悪いのか?とは一概に言えません。むしろ高すぎるのは個人的におすすめしません。理由はある一定以上の金額を出しても内容やサポートにそれほど違いがないためです。Webデザインスクールの相場が約30万円なので30万円前後で選ぶと良いでしょう。
リスキリング補助金制度を利用する
リスキリング補助金制度に対応しているコースであれば受講料の最大70%が還元されます。企業で働いている人で転職を希望していれば対象者なので、ぜひ受けることをおすすめします。リスキリングに対応しているスクールも多く、普通のコースを受講するよりも安いのに転職サポートも充実しています。
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追加費用があるか
入学金や教材費などの追加料金がかかる場合があります。一見、受講料が安く見えても小さい文字や別ページに書かれていることもあります。学習・転職サポートの中にも追加料金で受けることになる場合もあるので事前に確認しましょう。
サポート体制から選ぶ
Webデザインスクールには様々なサポートがあり、活用次第で目標達成に近づけます。ここでは各サポートの内容どのような方におすすめなのかをご紹介します。自分の目標に合ったサポートのあるスクールを選びましょう。
メンター制度:自己管理が苦手な方
自己管理が難しい方はメンターがついてくれるスクールがおすすめ。目標設定から学習のスケジュール管理や進捗状況の確認、悩み相談などを行ってくれ、モチベーションを保ちやすくなります。通学・オンラインともにメンター制度があるスクールがあり、オンラインでは週1回くらいの頻度で行われています。
コミュニティ:交流したい方
他の受講生や講師と交流したい方はコミュニティの場を確認しましょう。交流できる機会としては、チームでの制作、交流会、ゼミ、セミナー、イベント、オンラインコミュニティ、SNSなどがあります。
授業や教材以外の勉強会:交流したい方
授業や教材以外にワークショップや講座などの名前で勉強会を行っているスクールもあります。最新のトレンドなどが学べたり、交流できる機会でもあります。
就職サポート:転職希望の方
就職サポートがあるスクールでもコースによってはサポート外もあります。受講するコースが対象になっているか確認しましょう。サポート内容は履歴書や職務経歴書の書き方、添削、面接対策などです。
求人サポート:転職希望の方
転職希望の方はスクール独自の求人紹介があると転職率が高まります。理由はスクールで学んでいると知っていて求人を出しているから。また求人は都内だけで地方はないという可能性もあります。都内以外で転職希望の場合は地方の求人もあるか確認しておくと安心です。
案件紹介:副業・フリーランスを目指す方
スクールからの案件紹介があると実績が積めるため、転職や副業やフリーランスを目指している人におすすめです。実務経験があるなしで採用確率や案件獲得率が大きく左右されます。さらに、スクールによっては継続的に案件紹介してもらえる場合もあり、それだけで副収入が得られます。
案件獲得サポート:副業・フリーランスを目指す方
副業やフリーランスを目指す方は案件獲得サポートがあるスクールがおすすめ。クラウドソーシングなどや営業して自分の力で獲得するスキルを身につけられます。内容は案件の取り方から、取った後の制作から納品まで講師がサポートしてくれます。スキルを身に付けても仕事が取れなければやっていけないため非常に重要なスキルになります。
質問方法
質問方法もサポートの一つですが、項目が多いので別にしました。質問方法は対面、テキストチャット、Zoomなどの映像ツールの3タイプです。どのタイプが自分に合っているのか?どのタイプに対応しているのか?スムーズに学習を進める上で非常に重要です。
対面
通学の場合は対面で質問できます。質問方法は授業スタイルにより下記のようになります。
対面での質問方法
- マンツーマンの場合:その場で講師へ質問
- 自習の場合:校舎内の講師へ声をかけて質問
- 授業の場合:質問タイムや授業後に質問
対面の方が質問内容を伝えやすく、回答の理解もしやすいですが授業スタイルによって質問方法やタイミングが異なることに注意です。
テキストチャット
Slack、LINE、掲示板などを使ってテキストで質問をします。24時間、好きなタイミングで気軽に質問できますが、返信までは数時間から数日がかかることもあります。通学の場合でも自宅での学習時にわからないことをチャットで質問できるスクールもあります。
Zoomなどの映像ツール
Zoomなどを使って口頭で質問ができるため、テキストでは伝えにくいことや初心者におすすめ。質問がある度にできる場合や、週1回など回数が決まっているレッスンやコーチングのときに質問も受け付ける場合、個別やグループなど様々です。回数が決まっていると気軽に質問できないので、回数無制限のスクールがおすすめです。
立地・環境の良いスクールを選ぶ
通学型のスクールの場合は立地や環境を実際に見て選びましょう。学習に集中できる環境が整っているかが大切です。
通いやすさ
自宅や職場から通いやすい場所にあるか?駅からのアクセスしやすいか?がとても重要です。通学に時間がかかると面倒くさくなる確率が高くなり、だんだんと足が遠のき通わなくなってしまうこともあります。
学習環境
静かで集中できる環境か?2画面のパソコン環境があるか?教室内の雰囲気はいいか?明るい環境か?休憩スペースやコワーキングスペースがあるか?などを確認しましょう。カフェのようなおしゃれな空間のスクールもあるので、行くのが楽しみになるようにするのもおすすめです。
周辺環境
周辺に飲食店やコンビニ、商業施設などがあると便利です。例えば、休みの日に学んでいるときはお昼休憩で食事ができるところがあると便利。仕事帰りなどは商業施設など買い物ができるような場所があると、予約時間に余裕があるときや席が空いていないときに時間が潰せたり、学習後の買い物などに便利です。
サイトがわかりやすいスクールを選ぶ
スクールのホームページはがわかりやすいスクールを選びましょう。具体的なことがほとんど書いていなく「詳しいことは説明会で」のような掲載は注意です。とりあえず説明会に誘導してその後、勧誘するのではないかと個人的には思ってしまいます。
コース内容が具体的に書いてあるか
何が学べるのか?受講期間や学習時間などコース内容がわかりやすく説明されているか?を見ましょう。
料金が明確に表示してあるか
料金体系が明確に記載されているか?税込み税抜きなのか?教材費や入学金などの追加料金がかからないかを確認しましょう。
実績はあるか
スクールの実績としては、卒業生の声や企業からの評判が掲載されているか?受講生の満足度、卒業生の就職率、副業収入額など。受講生の年齢層、男女比などのデータなどが掲載されているスクールもあります。就職率はWebデザイン業界以外に就職した人もカウントしている場合があるので注意が必要です。ただし「実績が多く良い」からいいスクールとは限らないので、参考程度に見ましょう。
デザインの質が良いか
洗練されたデザインか?ユーザーにわかりやすいデザインになっているか?Webデザインスクールなのに素人のようなデザインだとスクールのレベルが良くない可能性が高いです。
サポート内容
学習サポートや転職サポートなどの内容が具体的に書かれているか?コースによっては受けられないサポートもあるため対象になっているか確認しましょう。
目標や状況からスクールを選ぶ
転職、副業・フリーランス、主婦ママの方など目標や状況に合ったWebデザインスクールやコースを選びましょう。ここではポイントやおすすめのスクールもご紹介しています。
転職希望の方
転職希望の方は下記のポイントを抑えましょう。
- Webデザイナーとしての一通りのスキル(グラフィックとコーディング)が学べる
- 求人紹介に対応した転職サポートがある
- ポートフォリオ作成がある
- リスキリング補助金制度対象講座がある
下記では『社会人におすすめのWebデザインスクール10校』をご紹介しています。副業に強いWebデザインスクールの選び方や必要なスキル、スクールで学ぶメリット・デメリットなども掲載しています。
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社会人におすすめのWebデザインスクール10校を比較
この記事では社会人におすすめのWebデザインスクールをご紹介します。各スクールの特徴や選ぶときのポイントなども説明していますのでスクール選びの参考にしてください。 社会人におすすめのWebデザインスク ...
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副業・フリーランス希望の方
副業・フリーランス希望の方は下記のポイントを抑えましょう。
- 案件紹介サポートがある
- 案件獲得スキルが学べる
- ポートフォリオ作成がある
下記では『副業におすすめのWebデザインスクール10校』をご紹介しています。副業に強いWebデザインスクールの選び方や稼ぐためのステップ、報酬目安なども掲載しています。
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副業におすすめのWebデザインスクール10校【案件紹介あり】
この記事では副業でWebデザイナーになるためにおすすめのWebデザインスクール10校をご紹介します。各スクールの特徴や選ぶときのポイントなども説明していますのでスクール選びの参考にしてください。 今回 ...
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主婦ママの方
主婦ママの方は下記のポイントを抑えましょう。
- シッターサービスがある
- キッズスペースがある
- 子どもと一緒に受講可能
- 主婦ママ女性が多く通っている
下記では『主婦ママ・女性専用のWebデザインスクール5校』をご紹介しています。主婦ママ・女性におすすめのWebデザインスクールの選び方やWebデザインのメリットなども掲載しています。
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主婦ママ・女性専用のWebデザインスクール5校
この記事ではママ・主婦、女性専用のWebデザインスクール・講座を5つご紹介します。各スクールの特徴や選ぶときのポイント、メリットなどを解説。この記事を読むことで自分に合ったスクールがわかります。 早速 ...
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講師からスクールを選ぶのは難しい
「いい講師がいるスクールを選びましょう」という情報もありますが正直、講師から選ぶのは非常に難しいです。結局は教わってみないとわかりません。理由は下記の通り。
経験や実績
サイトには「通過率◯%から選ばれた」とか「実務経験◯年」や「現役のクリエイター」など経験や実績、権威性が掲載してあるスクールが多いですが「スキルが高い=いい講師」とは限りません。
教え方
わかりやすく丁寧に教えてくれるか?これはある程度見極められます。当サイトはXで口コミを分析していますが「講師が丁寧でわかりやすい」という口コミが多いスクールがあるからです。
結局は相性
講師も人です。結局は自分との相性になります。スキルがあっても相性が悪ければ楽しく学習できませんし、モチベーションも上がらないでしょう。講師が心配な方は講師を変えられるスクールを選ぶと良いです。
受講生の声から選ぶ
実際にスクールに通っている人、卒業生の声を参考にするとよりリアルな情報を得ることができます。口コミを見るには下記の4つがあります。
口コミサイト
口コミサイトは「ユーザーが書き込めるタイプ」と「運営者が引用したり、多くある口コミをまとめたりして掲載しているタイプ」の2つがあります。信頼性はユーザーの書き込みの方が高いですが、さくらもあります。運営者がまとめている場合は口コミの良し悪しが偏っている可能性もあります。鵜呑みにせず参考としてみましょう。
SNSの口コミ
SNSでは実際に通っている人や卒業生の声を見ることができ信頼性が高いです。講師が生徒へコメントしているスクールもあるので、雰囲気を掴むのにもおすすめです。当サイトではX(旧ツイッター)の口コミを調査し良い・悪いと口コミ内容を分析しています。是非参考にしてください。
スクールのホームページの口コミ
スクールのサイトに掲載してある口コミは当然、スクール側が監修しているので良い口コミしかありません。リアルな声はわかりませんので、学習内容やサポート内容などを確認する程度で見るといいです。
ブログのレビュー
卒業生がブログを書いているスクールもあります。ブログなので文章や画像も多い場合があり、スクールの雰囲気がわかりやすいのでおすすめです。
無料体験・無料カウンセリング・無料説明会を受けて選ぶ
多くのスクールでは無料体験やカウンセリングを通学やオンライン、電話で実施していますので、必ず受けてから決めましょう。1校だけでは比較ができませんので複数受けると良いです。通学なら見学もできますので自分に合ったスクールを選びましょう。
無料体験
通学だと実際に授業を受けられ、オンラインだと教材の一部を学ぶことができます。
カウンセリング
スクールの説明や目標から自分に合うコースを提案してくれたり、質疑応答などを受けられます。
事前に質問をまとめておく
サイトを確認し事前に質問事項をまとめておきましょう。さらに説明を受けているときに疑問だったことも質問すると良いです。入学してから「失敗した!」「聞いていない!」などがないようにすることが大切です。
勧誘がしつこいスクールは選ばない
勧誘がしつこいスクールは選ばない方がいいです。説明会の後に1回くらいは電話があるかもしれませんが、それくらいなら普通です。2、3回としつこい場合は選ばない方が無難。「勧誘が嫌で説明会をあまり受けない」という方はそれでも受けましょう。メールなら無視すればいいですし、電話がしつこいなら着信拒否すればいいです。複数のスクールを見て比較検討しないと失敗する確率が高くなります。
Webデザインスクールの選び方:まとめ
Webデジザインスクールの選び方として12項目をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?Webデザインスクールは受講料が高いですし、キャリアを左右する重要な決断です。今回ご紹介した選び方を参考に自分に合ったWebデザインスクールが見けられると幸いです。
このサイトでは条件から選べるスクールもご紹介していますので、下記の記事も参考にしてください。